「幻のそば」を堪能 普及イベントに600人 野呂地区で100年の歴史「千葉在来」 緑区

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千葉在来を使った日本そば500食は、来場者の人気を集めた=2日、千葉市緑区
千葉在来を使った日本そば500食は、来場者の人気を集めた=2日、千葉市緑区

 千葉市若葉区野呂地区で100年以上にわたり栽培されてきたそばの品種「千葉在来」を紹介するイベントが2日、緑区のチャイルドフラワー集荷場で開かれた。市内外の約600人以上が会場を訪れ、市場にはほとんど出回らず「幻の味」とされる日本そばの味を堪能した。

 千葉在来は明治時代から野呂地区を中心に栽培されてきたそばの在来品種。全体の生産量は少ないものの食味の高さが自慢で、そば打ちの愛好家や栽培農家らが2009年7月、普及協議会を設立して品種の育成と普及を図るための活動を続けている。

 今年は約8ヘクタールで栽培され、約7トンの収穫があったという。

 2日のイベント「千葉在来そば祭」は、一年に一度だけ幻のそばを多くの人に味わってもらおうと、4年前から開かれている。午前中から家族連れらでにぎわい、限定販売のざると鳥汁そば500食は完売。そば打ち教室も人気を集めていた。来場者は「もっちりしていておいしかった」「そば本来の香りを楽しめた」と感想を話していた。