「絆の森」に360人植樹 液状化土砂で防潮林づくり 浦安

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「浦安絆の森」植樹祭で苗木を植える親子=17日、浦安市高洲9の高洲海浜公園

 東日本大震災の液状化で発生した大量の土砂などを再利用した防潮林「浦安絆の森」づくりを進めている浦安市の高洲海浜公園で17日、昨年12月に続き2回目の植樹祭が開かれ、松崎秀樹市長や市民ら約360人が参加した。

 今回は東京湾に面した延長約120メートル、約630平方メートルの範囲にタブノキ、スダジイなど20種類1820本を植樹。あいにくの雨の中、集まった市民らは雨具姿で黙々と作業に励んだ。

 盛り土の高さは最大で高さ約3メートル、幅約7メートル。下層部分に液状化で噴出した細砂を入れ、上層部には土壌改良材として街路樹の剪定(せんてい)チップを発酵させたリサイクル堆肥を使っている。造成は市が行い、苗木の費用などは共催のイオン環境財団が負担した。

 市は今後2021年度まで、市民や企業との協働事業として毎年植樹祭を開き、最終的に千鳥地区の臨海公園予定地前から海楽地区の猫実排水機場水門までの総延長6キロに苗を植える。場所によっては管理者の県企業庁と協議しながら進める。