2020夏季千葉県高等学校野球大会

「旧岩崎別邸」公園化検討 農場跡地の近代和風建築 三菱地所が富里市に寄付

周辺敷地とともに富里市に寄付された「旧岩崎別邸」の母屋=富里市七栄
周辺敷地とともに富里市に寄付された「旧岩崎別邸」の母屋=富里市七栄
木が生い茂る敷地の一角にはあずまや(休息所)も
木が生い茂る敷地の一角にはあずまや(休息所)も

 旧三菱財閥の3代目総帥、岩崎久弥(1865~1955)が通い、晩年を過ごした富里市七栄の「旧岩崎別邸」が周囲の土地約4万2千平方メートルと併せ、三菱地所から富里市に寄付された。農場内に建てられた近代和風建築で、往時をとどめる木々も残っており、同市は今後、歴史公園として整備したり、文化財登録を目指すことにしている。

 この土地は市役所や市消防本部から程近い国道296号沿いにあるが、生い茂る木がぐるりと囲み、建物を含め内部はほとんど見えない。企業が所有管理していたこともあり、存在はあまり知られていなかった。

 建築様式や歴史的経緯に加え、農場開設前後の植林木、かつての庭園、あずまやも残っており、土地建物を市が永続的に維持管理することが寄付の条件。市議会で了承された。

 市側は駐車場や散策路を整備した上で、なるべく手を加えず公開したい考え。


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