修行僧100日荒行入り 1日7回冷水、睡眠2時間… 市川・中山法華経寺

100日間の荒行を始めるにあたり「入行会」に臨み、読経する修行僧ら=1日、市川市中山2の法華経寺
100日間の荒行を始めるにあたり「入行会」に臨み、読経する修行僧ら=1日、市川市中山2の法華経寺

 市川市中山の日蓮宗大本山・中山法華経寺で1日、全国から集まった145人の僧が伝統の大荒行に入った。来年2月10日までの100日間、堂にこもり空腹や睡魔、寒さに耐えながら過酷な修行に挑む。

 同寺の大祖師堂で同日午前に行われた「入行会」には、白い清浄衣をまとった僧たちが「南無妙法蓮華経」と大声で唱えながら入場。僧たちの家族や檀家(だんか)らも駆け付け、荒行入りの儀式を見守る中、同宗の渡辺照敏宗務総長らが「世界三大荒行の一つ」とされる荒行に臨む僧たちを激励した。

 儀式後、聖俗の境とされる瑞門(ずいもん)が閉ざされ、荒行がスタート。荒行中は午前2時に起床し、1日7回冷水をかぶる「水行」や読経、写経に打ち込む。食事は朝夕2回、梅干し1個のおかゆで、睡眠時間は1日わずか約2時間の生活が続く。家族らとの面会は35日目の12月6日まで許されない。この頃には、伸びた頭髪とひげが、青白くこけた頬を覆うという。


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