「大変だけど幸せそう」 若松高で子育てサロン 生徒ら親子と触れ合う

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子どもたちと遊ぶ生徒たち=9日、千葉市若葉区の県立若松高校
子どもたちと遊ぶ生徒たち=9日、千葉市若葉区の県立若松高校

 地域の親子を学校に招き、子育ての苦労と喜びを学ぶ「高校生の子育てサロン」が9日、千葉市若葉区の県立若松高校(田辺義博校長)で行われた。2年生の1クラス42人、親子14組(子どもは20人)と地元の社福協、民生委員らが参加。生徒たちは親から話を聴き、子どもたちと触れ合った。

 同校は3年生の選択科目に「保育」があり、保育士を志望する生徒も多く、これまでも学校と地域住民で組織する「開かれた学校づくり委員」の協力で、保育園での実習などを続けてきた。その際の生徒たちの学習意欲、取り組み方に手応えを感じたこともあり、保育士志望ではない生徒にも親になるための準備として、家庭科の授業として今回の試みを実施した。

 生徒がひらがなで手書きの名札を用意。自己紹介の時間に、親子に渡した。話の中心はやはり子育て。夜泣きで何度も起こされる実態を聞き、想像以上の苦労に驚く。高山奨平君は「2時間おきに起きないといけないなんて大変」と話し、あまり手伝ってくれないと夫の愚痴を聞かされた小山実捺美さんは「楽しいと思っていたのに」と苦笑いしながら、「いろいろなことを教わって有意義だった」と話す。