柔道8段、生徒に技伝授 地元企業から招く 市川の下貝塚中

柔道の授業で技の見本を見せる加瀬さん(中央右)=26日、市川市の市立下貝塚中学校
柔道の授業で技の見本を見せる加瀬さん(中央右)=26日、市川市の市立下貝塚中学校

 市川市立下貝塚中学校で26日、京葉ガス(同市)柔道部師範で8段の加瀬次郎さん(57)が体育の授業で生徒に柔道を教えた。本年度から全国の中学校の保健体育の授業で武道が必修化されたことを受け、授業の安全性と専門性を高めるため、同中学校が初めて地元企業から外部指導者を招いた。

 同日は1時間目と2時間目の授業で2年生の男子生徒87人が参加。真っ白な柔道着姿の生徒たちは、加瀬さんから指導を受けながら、基本の「受け身」や「体落とし」「払い腰」などの技を練習した。加瀬さんは生徒たちに「しっかりと相手を崩してから技をかけることが大事」とコツを教えていた。

 授業に参加した小請優貴君(13)は「加瀬さんが柔道の技をかけるところが格好良かった。柔道は背負い投げなど投げ技が楽しい」と笑顔を見せていた。

 同中学校では、必修化に先駆けて柔道授業を取り入れており、参加した生徒たちの大半は柔道歴2年目。柔道を教える体育教員は柔道有段者だが、選手経験者はいないため授業には不安もあるという。


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