病院赤字補填また否決 経営透明化も求める 銚子市議会

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 銚子市議会は26日、指定管理者の市立病院再生機構が運営する市立病院の赤字補填(ほてん)として、3億1365万円を追加する病院事業会計補正予算案を否決した。野平匡邦市長は「支出は義務的経費に当たる」として再議に掛けたが、再度否決された。今後の対応について野平市長は「病院側と状況を話し合って速やかに決めたい」と話すにとどまった。

 補填額は9月末までに見込まれる赤字と、前年度に補填しきれなかった925万円の合計。議会はこれまでと同様に、病院経営の改善や透明化を強く求めて賛成少数で否決した。発議による病院関連予算の透明化・健全化を求める決議も採択された。

 赤字補填については、昨年12月議会でも否決され、資金ショートを避けるため市長が原案執行権を行使しして支出された。今回は年度当初に指定管理者へ4億円を短期貸し付けしていることや、5千万円の予備費を予算化していることから資金に若干の余裕はある。

 野平市長は、議会から提案があった病院へ長期貸し付けについても否定的だ。