2012年6月20日 10:50 | 無料公開
帝国データバンク千葉支店によると、市川市の合成樹脂原料販売・受託加工業、大洋マテリアル(伊藤裕史社長)は19日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は65億1900万円で、県内では今年最大の企業破たん。
同社は1955年創業。全国の化学メーカーなどを取引先に、プラスチック成形材料の販売と受託加工、フィルムなど合成樹脂製品の販売を手掛ける。2008年2月期には売上高約158億円を計上したが、景気低迷に伴う需要低下、価格下落で業績が悪化していた。
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