4割が増収増益 消費回復へ期待広がる 県内企業の12年度見通し 帝国データ千葉調査

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 帝国データバンク千葉支店は、2012年度の業績見通しに関する県内企業の意識調査の結果をまとめた。売上高と経常利益ベースで企業の約4割が増収増益を見込み、業績改善への期待が高まっていることが分かった。理由としては「個人消費の回復」や「東日本大震災の復興需要」を挙げる企業が多かった。

 調査によると、業績見通しが「増収増益」と回答した企業は38・9%。前年度の実績見通しから7・6ポイント上昇した。一方、「減収減益」は10・0ポイント下落の15・6%。業績が回復に向かっている企業が増えていることを示している。

 業界別で「増収増益」と回答した企業の割合をみると、「運輸・倉庫」が50・0%と最多。運輸・倉庫は「減収減益」と回答した企業の割合も33・3%と多く、同支店は「規模の大きな業者と小さな業者の間で格差の広がりが目立つ」と指摘する。個人消費の回復見込みを受けて小売(46・2%)やサービス(45・7%)も「増収増益」が4割を超した。