車に常備、非常食セット 雪閉じ込めやコロナ避難に 石井食品

 
 

 食品メーカー石井食品(船橋市)は、災害で車内遭難した時に備える「車にあってよかった非常食セット」=写真、同社提供=を販売している。昨年末の大雪災害や、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として災害時に車内に避難する人が増えることを踏まえ、一般社団法人日本笑顔プロジェクトと共同で開発した。

 同社ではこれまでに、無添加で水がなくても簡単に調理できる非常食を販売しているが、車内に常備する非常食の販売は初。昨年末や今年1月に新潟県や富山県であった記録的降雪や、コロナ禍で避難所ではなく、車内に避難する人が増えていることを考慮した。

 長時間車内で過ごせるよう、1人用3食分のセットを用意。真冬の車内は氷点下になることも予想し、凍っても温かい食事を食べられるよう、水を入れると発熱するヒートパックなども付けた。

 100食限定で販売しているが、売れ行きは好調だという。担当者によると、関心のある企業などからも問い合わせが寄せられており、「災害時の車内での過ごし方の見直しや対策を多くの人が考え始めているのでは」と分析している。

 玄米がゆ(220グラム)やきのこのつくだ煮(50グラム)など3食分のほか、保存水(500ミリリットル)4本、災害用ウエットタオル10枚、食品を温めるヒートパック3回分のセットで税込み4400円。常温保存。なくなり次第終了。問い合わせは同社公式オンラインストア「イシイのオンラインストア」。


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