「希望が世界作る」「失敗恐れず」… 復興へ若い力に期待 県内企業が入社式

緊張の面持ちで入行式に臨む千葉銀行の新入行員ら=2日、千葉市中央区の同行本店
緊張の面持ちで入行式に臨む千葉銀行の新入行員ら=2日、千葉市中央区の同行本店

 実質的な新年度が始まった2日、多くの県内企業が一斉に入社式を開き、新入社員たちが緊張の面持ちで人生の門出に臨んだ。各社の経営トップの訓示は昨年3月の東日本大震災で一変した事業環境を振り返り、復興に向けて若い力に期待する内容が続いた。

 千葉銀行(千葉市)は155人の新入行員が出席。佐久間英利頭取は県内への震災の影響に触れ、「地域の復興や成長に向け、自分に何ができるのか考えて仕事に取り組んでほしい」と呼び掛けた。また、魯迅の小説「故郷」の一節を引き、「皆さんが切り開く『希望の道』が世界を形作っていく」と鼓舞した。

 東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド(浦安市)の上西京一郎社長は震災直後に落ちこんだ来場者の回復が早かったことに触れ、「当社の社会的責任や存在価値を強く再認識する1年だった」と回顧。新人34人に向けて「何事も真摯(しんし)に取り組んでほしい」と激励した。


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