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新型コロナウイルス情報

ウェブ面接の練習人気 コロナ時代、新たな就活応援 画面映えするコツも伝授 千葉県就労支援施設 【ちば再始動】

ウェブ面接での注意点を説明するキャリアカウンセラー。机の上に台を置いてパソコンの位置を高くするとカメラ映りが良くなる=船橋市のジョブカフェちば
ウェブ面接での注意点を説明するキャリアカウンセラー。机の上に台を置いてパソコンの位置を高くするとカメラ映りが良くなる=船橋市のジョブカフェちば

 新型コロナウイルス感染防止のためウェブを使った採用面接が広がる中、千葉県の若者向け就労支援施設「ジョブカフェちば」(船橋市)は、本番を想定したウェブ上で就職面接の練習に応じている。志望業種に応じた従来からの指導に加え、画面上での印象やカメラ目線のタイミングなど、ウェブ面接ならではの工夫を専門の相談員が伝授している。5月に開始し利用は無料。初めて就職試験に挑む大学生を中心に好評で、口コミで利用が広がりつつあるという。

 新型コロナの影響で、ウェブ面接を取り入れる企業は大手を中心に増加。外出自粛でジョブカフェちばへの来訪を控える求職者もいたため、ウェブ上での面接練習はニーズが高まっていた。

 同施設は5月25日から、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を使った面接練習を導入。実施日は祝日を除く月~金曜日で、6月8日までの11日間で大学生ら男女30人が利用した。一日の利用枠は3人で、ほぼ全枠が埋まる好評ぶりだ。

 利用者は自宅で専用URLから接続し、同施設のキャリアカウンセラーとの模擬面接に臨む。1回の利用時間は約40分。本番さながらの面接で改善点の指導を受ける。

 ウェブ面接に慣れていない人は、本番で面接画面に接続できなかったり、音声が聞こえなかったりとトラブルが起きることも。焦って本来の実力が発揮できないだけでなく、事前準備をしていない取り組み姿勢をマイナス評価する採用担当者もいるという。ウェブ上での模擬面接は貴重な機会だ。

 指導に当たるキャリアカウンセラーによると、画面上では、実際に対面するより笑顔が伝わりづらく、いつも以上に意識して口角を上げるのがウェブ面接でのコツの一つ。画面ばかり見ると相手には伏し目がちに映るため、ここぞと言う時はカメラを見て力強く発言するのもポイントだ。

 利用者からは「外出自粛で練習の場がなかったのでありがたい」との声が聞かれ、就活仲間と会えなかった大学生が抱える孤独感や不安感の払しょくにもつながっているという。

 同施設の永長徹所長は「企業はこの先、ウェブ面接をどんどん取り入れるだろう。新型コロナが収束してもニーズはあると思う」と説明。キャリアカウンセラーの態勢が整えば利用枠を増やすことも検討する。

 対象はおおむね30代まで(正社員経験が少ない人は44歳まで)。完全予約制で原則、希望日の2日前までに電話で申し込む。問い合わせは同施設(電話)047(426)8472。


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