千葉に首都圏最大工場 自動倉庫も併設 ソースなど製造来年末完成 サイゼリヤ

 外食チェーンのサイゼリヤ(埼玉県)は自動倉庫を初めて備えた同社で首都圏最大規模となる食材加工工場を千葉市稲毛区に整備する。パスタ用ソースなどを製造するとともに、製造品や取引先からの仕入れ品を東日本地区の各店に配送する拠点となる。来年1月中旬に着工し、同12月末の完成を目指す。

 計画では、建設会社の資材置き場だった同区六方町の土地2万平方メートルを取得し、生産棟3900平方メートル、倉庫棟3700平方メートルからなる工場・倉庫を建設する。建設費は約50億円。パスタ用やハンバーグ用のソース、スープなどの消費期限が比較的短めの加工食品を作る同社の分類で「カミッサリー」に当たる工場で、大勢の従業員に対応するため従来工場に比べ広い駐車場を備える点も特徴だ。

 千葉市も工場誘致に関わった。立地をサイゼリヤから打診された市は、該当の土地の土壌環境調査などを実施。企業立地補助金も交付する方針で、金額は今後詰めるという。雇用人数は未定だが、市経済企画課は「最近の市内への工場立地としては規模が大きく、雇用や経済への波及効果に期待したい」と話している。


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