今年の世相映す福袋 被災地応援やラグビー選手と交流 千葉県内百貨店「体験型」に注目

台風被災地の復興につなげる福袋を用意したそごう千葉店=千葉市中央区
台風被災地の復興につなげる福袋を用意したそごう千葉店=千葉市中央区

 今年も残すところわずか。県内の百貨店が着々と福袋の販売準備を進めている。注目は、近年人気を集める「体験型」の福袋。本県を相次いで襲った台風被害の復興を応援する地域密着の商品から、日本中が熱狂したラグビーW杯などスポーツ熱の高まりを受けた商品まで、「令和元年」の世相を映し出すさまざまな福袋が出そろう。

 元日から初売りを行うそごう千葉店(千葉市)は「がんばろう千葉」をテーマに、復興応援の福袋を多くそろえる。2020年春に市原市で開かれる房総里山芸術祭「いちはらアート×ミックス2020」を巡るトロッコ列車旅の福袋は、2020円で観光やアート鑑賞が楽しめる。また一宮町でプロサーファーのレッスンを受けられる福袋や、匝瑳市でコメの田植えや収穫を体験できる福袋も登場。多古町の特産「多古米」の福俵10キロと大和芋4キロをセットにした商品も2020円で売り出す。いずれも個数限定の抽選販売で、1月1~6日に申し込みを受け付ける。

 同店の担当者は「台風の被災地域を元気づけるためにも、地元色の濃い商品を増やした」と説明。三が日に予定がある人に向け、年内や4日以降に販売する福袋も用意している。

 東武船橋店(船橋市)は2日の初売りに先駆け、きょう26日から応募可能な7種類の体験型福袋を販売する。W杯でのラグビー人気を受け、昨年好評だった船橋市のクラブチーム「クボタスピアーズ」所属選手との合同トレーニング体験を用意。都内での試合観戦付きで、10人限定の2020円となっている。千葉ロッテマリーンズの選手による野球教室、バスケットボールB1リーグの千葉ジェッツふなばしの試合観戦や選手インタビュー体験なども扱う。

 高島屋柏店(柏市)も地元とのコラボレーションを強化し、流山市市野谷にある洋菓子店「レタンプリュス」でケーキやサンドイッチを食べられる福袋を用意する。全国共通の福袋としては、新元号発表に使われた「令和」の文字を書いた書家、茂住菁邨氏に好きな文字を1~2字で書いてもらえる権利を、抽選で5人に2020円で販売する。


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