日本最大の空港バス誕生へ 東京シャトルとアクセス成田を統合 2月、京成など共同運行

(左から)「東京シャトル」と「THEアクセス成田」の統合を発表する京成バスの加藤浩一常務、ジェイアールバス関東の大井康裕常務、ビィー・トランセホールディングスの吉田均専務=23日、成田空港第1ターミナル
(左から)「東京シャトル」と「THEアクセス成田」の統合を発表する京成バスの加藤浩一常務、ジェイアールバス関東の大井康裕常務、ビィー・トランセホールディングスの吉田均専務=23日、成田空港第1ターミナル
ジェイアールバス関東などが運行する「THEアクセス成田」
ジェイアールバス関東などが運行する「THEアクセス成田」

 京成バス(市川市、斎藤隆社長)とジェイアールバス関東(東京都渋谷区、中村泰之社長)、ビィー・トランセホールディングス(千葉市美浜区、吉田平代表取締役)は23日、成田空港と東京都心を結ぶ高速バス「東京シャトル」と「THEアクセス成田」を統合し、来年2月1日から共同運行すると発表した。3社によると、今回の統合により1日往復284便を運行する日本最大のエアポートバスとなる。乗り場の違いなどの分かりづらさを解消、増え続ける訪日外国人旅客にも対応する。
 
 主に東京駅と成田空港を結ぶ二つのバスは、補助席を活用した高頻度・高効率運行の“LCCバス”とされ、乗客の約7割が外国人という便もあるほど訪日外国人旅客からの人気も高まり、いずれも毎年10%ずつ利用客が増えているという。
 
 統合後は「AIRPORT BUS『TYO-NRT』」(エアポートバス東京・成田)と名称を統一。新たに京成トランジットバスも加えた8社での共同運行となり、便数も19便増やし1日往復284便、1時間当たりでは最大10便を運行させる。運賃は千円(小児半額、深夜早朝便2千円)で、交通系ICカード「Suica」「PASMO」などが使用できる。統一のロゴを表示して予約方法や乗り場・乗り方を統一することで、これまでの分かりづらさが解消される。
 
 京成バスの加藤浩一常務は、20年の訪日外国人旅客数4千万人などとする政府目標を挙げ「インバウンド対策は既存では足りないので、可能な限り増便していきたい」と意気込む。ジェイアールバス関東の大井康裕常務も「不採算路線をこの路線に充てることもある。新たな系統・路線はこれから検討したい」と話している。
 
 京成バス、成田空港交通、京成バスシステムにより2012年7月に運行を開始した東京シャトル(123便)は、18年度で1日当たり約4200人、年間約154万人が利用。ジェイアールバス関東(14年12月から共同運行)、平和交通、あすか交通、西岬観光により12年8月に運行を開始したアクセス成田(142便)は、18年度で1日当たり約4400人、年間約159万人が利用している。
 
 詳しくは公式ウェブサイト(https://www.tyo-nrt.com/)へ。


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