梨の新品種愛称募集 22年ぶり県開発 大きい果実、食感なめらか

県が開発した梨の新品種
県が開発した梨の新品種

 県は、梨の新品種を22年ぶりに開発し、愛称を募集している。新品種「千葉K3号」は果実が大きく、高い糖度となめらかな食感が特徴。商標登録などを経て、2021年秋に本格デビューする。梨王国の本県に加わる新顔となり、県の担当者は「若者にも親しまれ、多くの人に愛されるような名前を付けてほしい」と呼び掛けている。

 県によると、本県の土壌は水はけがよく、梨の生育に適している。東葛地域を中心に全域で栽培しており、17年産の栽培面積、収穫量、産出額はいずれも全国1位を誇る。

 新品種は、千葉市緑区の県農林総合研究センターで、16年間かけて開発し、17年に品種登録した。収穫は9月中旬~10月中旬の晩生種。常温で約1カ月日持ちする。県が開発した梨は、1995年に品種登録した「なつひかり」以来。

 現在は一部農家で試験的に栽培しており、デビュー時に6ヘクタール、5年後の2026年には16ヘクタールまで面積の拡大を目指す。今秋の台風や大雨で、県内の梨園も被害を受けたが、新品種に影響はなかった。県の担当者は「再来年のデビューに向け、しっかり準備していく」と話した。

 応募は、はがきに「梨の愛称(ふりがな)」「愛称に込めた思い」「郵便番号」「住所」「氏名(ふりがな)」「電話番号」「メールアドレス」を記入し、〒260-8667(住所記載不要)、千葉県農林水産部流通販売課「ナシ愛称募集」係まで。1通につき、応募できる愛称は1点。締め切りは12月15日で、当日消印有効。県のホームページからも応募できる。

 応募者には抽選で、県の特産品詰め合わせ(10人)や、チーバくんがデザインされた手ぬぐい(100人)をプレゼントする。


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