農業と食、アート体験施設 木更津、30ヘクタールの農場に今秋オープン

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「KURKKU FIELDS」の全体風景 (C)KURKKU FIELDS2019
「KURKKU FIELDS」の全体風景 (C)KURKKU FIELDS2019
(C)KURKKU FIELDS2019
(C)KURKKU FIELDS2019
記者発表会でシンボルマークを手にする小林社長(左から2人目)、渡辺市長(同3人目)ら=東京・代々木のVILLAGEbykurkku
記者発表会でシンボルマークを手にする小林社長(左から2人目)、渡辺市長(同3人目)ら=東京・代々木のVILLAGEbykurkku

 農業、食、アートの三つを軸にした自然との共生体験施設「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」が、木更津市矢那に今秋オープンする。30ヘクタールの農場を舞台に、消費や食の在り方、人や社会の豊かさを提案していくという。

 運営するのは、レストランやカフェを展開する株式会社KURKKU(本社・東京都渋谷区、小林武史社長)。小林社長は音楽プロデューサーとして有名だ。2010年に同市で「農業生産法人 耕す」を設立。有機野菜の栽培と平飼い養鶏を続けてきた。

 畑や酪農場、チーズ工場、養鶏場などからなる農場では、ワークショップや収穫体験ができ、新鮮な水牛のモッツァレラ、窯焼きピザ、焼きたてパンを飲食施設で提供する。

 食肉処理場も市と共同で運営し、市内で有害鳥獣として捕獲されたイノシシやシカを活用したソーセージやハム、ベーコンなどの加工品を店頭販売するほか、場内で味わえる。

 アート鑑賞も魅力の一つ。草間弥生やカミーユ・アンロら国内外の作家の作品を展示する。

 自然環境を生かし、多様な生態系を育む池や遊歩道を備えた森、ビオトープを整備し、太陽光発電での電力活用、家畜の排せつ物や生ゴミを堆肥化。宿泊も受け入れる。

 木更津市は「オーガニックなまちづくり条例」を制定し、人と自然が調和した持続可能なまちづくりを推進している。都内で開催された記者発表会で渡辺芳邦市長は「連携しながら地域の循環、共生をつくり上げていきたい」と同施設に期待した。

 10月5日第1期オープン。8月から予約制の体験ツアーも実施(https://kurkkufields.resv.jp/)。祝日以外の火、水曜定休。入場料は平日無料、休日は大人(中学生以上)千円、子ども500円、未就学児は無料。