五輪控え千葉県産食材PR 首都圏ホテルなどに 51社出展、千葉市で商談会

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商談会で県産品を品定めするバイヤーら=9日午後、千葉市中央区
商談会で県産品を品定めするバイヤーら=9日午後、千葉市中央区

 千葉県は9日、千葉市中央区のホテルで、県産食材をPRする商談会を開いた。東京五輪・パラリンピックを来年に控え、県内に本社や事業所を置く51社が首都圏のホテルやレストランのバイヤーら約100人に肉や野菜、加工食品などを売り込んだ。

 商談会は2回目で、新規参加は29社。取引の拡大に向け、個別マッチング用のスペースも新設した。14社は東京五輪・パラの食材調達基準を満たした食品を扱う。

 佐倉市の金子牧場は自社で絞って加工した牛乳やヨーグルトを出品。担当者は「丹精込めて育てた乳牛から出た牛乳本来の味を楽しんでほしい」と話した。

 船橋市の海光物産は、活け締めしたスズキをアピール。担当者は「五輪・パラに向け、船橋名産のスズキを味わって」とアピール。

 東金市の東金元気づくりは市内で収穫したシイタケやニンジンなど野菜の砂糖漬けやプリンをPR。担当者は「安心安全な地元のお菓子を多くの人に知ってほしい」と意気込んだ。

 大網白里市のかえもん農園は同市産の酒米から作った日本酒を出品。五輪を見据えて刷新したパッケージには、本県が競技会場となるサーフィンの波をあしらった。担当者は「外国からの観光客の土産になれば」と期待した。

 開会式で、森田健作知事は「東京五輪・パラで県内に多くの観光客が国内外から訪れる。県産の農林水産物をPRする絶好のチャンス」とあいさつした。

 同日午前には、産地視察会も行われ、34人が富里市内のスイカ畑などを見て回った。

 県の担当者は「東京五輪・パラリンピックを来年に控え、多くの観光客利用が見込まれる県内外のレストランやホテルに県産食材の魅力を知ってもらえれば」と話した。