ミニストップがレジ袋有料化 24日から、千葉市2店で実験 利用者賛否

来週から有料化するレジ袋を受け取る利用客。レジ脇にはエコバッグも並ぶ=21日午後、千葉市美浜区のミニストップイオンタワー店
来週から有料化するレジ袋を受け取る利用客。レジ脇にはエコバッグも並ぶ=21日午後、千葉市美浜区のミニストップイオンタワー店

 コンビニ大手のミニストップ(千葉市美浜区)は21日、環境に配慮し、レジ袋を有料化する実験を同区内の2店舗で24日から始めると発表した。実験は2020年2月までに約40店舗へ拡大することを検討している。ミニストップは全国で約2千店舗を展開。有料化でレジ袋の辞退率を現在の約3割から約5割に引き上げ、1店舗当たり年間約5万8千枚の削減を見込む。

 プラスチックごみによる海洋汚染問題に対応した取り組み。顧客に買い物袋の持参を呼び掛け、レジ袋を必要とする場合、植物由来のポリエチレンを10%配合したレジ袋を1枚3円で提供する。

 対象店舗は「イオンタワー店」と「イオンタワーアネックス店」。本社近くの直営店を選んだという。

 利用者からは賛否の声が上がった。八千代市の男性会社員(54)は「レジ袋削減への世間の流れを客側も理解していく必要がある。少しの買い物なら袋は不要」と好意的。千葉市稲毛区の男性タクシー運転手(69)は「レジ袋削減に協力していきたい。有料になるしエコバッグを買おうかな」と前向きだ。

 一方、否定的な意見も。同市美浜区の女性会社員(26)は「コンビニはスーパーと違って突然行くので、有料だと不便」。同市花見川区の男性会社員(40)も「スーパーは目的が決まっているし、大量に買うからエコバッグを持参するが、買い物が少ないコンビニには持っていかない」ときっぱり。

 同社によると、ミニストップは全国で約2千店舗を展開し、18年は約4億3千万枚のレジ袋を配布した。1店舗当たり年間約20万枚を配布しているが、有料化で辞退率を現在の約3割から約5割に引き上げ、年に約5万8千枚の削減を見込む。

 担当者は「コンビニにエコバッグを持っていくのはまだ一般的ではないが、利用者や店舗の声を集めて検証していきたい」と話した。

 世耕弘成経済産業相は20カ国・地域(G20)エネルギー・環境相会合で、早ければ来年4月にレジ袋の有料化を導入すると表明している。


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