業況、2期ぶり改善 震災の影響が緩和 千葉商議所8月調査

 千葉商工会議所がまとめた8月の景気動向調査によると、千葉市内の会員企業の業況DI(景気判断指数)は5月の前回調査と比べ9・8ポイント上昇のマイナス34・6と、2期ぶりに改善した。東日本大震災後では初めての上昇となり、前回の先行き見通し(マイナス42・7)も上回った。震災からの立ち直りが当初の想定より早く進んでいる様子が示されている。

 業種別の業況DIは、全5業種が軒並み上昇。特にサービス業は15・6ポイント上昇のマイナス35・1と大幅に改善した。震災直後に自粛ムードや風評被害の大打撃を受けた観光・飲食が、幾分持ち直してきたことなどが反映したとみられる。ただ、各企業からは観光客の低迷を指摘する声が根強く残っているといい、「震災の影響は続いている」と同会議所は指摘する。

 小売業(13・6ポイント上昇のマイナス36・4ポイント)、卸売業(12・6ポイント上昇のマイナス28・3)もそれぞれ10ポイント超の上昇を見せた。震災に伴い低迷してきた個人消費が徐々に回復しつつある様子が示されている。


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