大賞はSmart119 AIで救急医療を効率化 ベンチャーコンテスト

受賞したベンチャー企業の経営者ら=5日、千葉市美浜区
受賞したベンチャー企業の経営者ら=5日、千葉市美浜区

 ベンチャー企業がビジネスプランを競う「あすのちばを支えるビジネスチャレンジコンテスト」が5日、千葉市美浜区で開かれ、音声認識・AI(人工知能)を活用した効率的な救急医療サービスを提案したSmart119(千葉市中央区、中田孝明社長)が大賞を獲得した。

 応募24社のうち、予選を勝ち抜いた5社が県内金融機関担当者や一般来場者ら約100人に自社のプランを発表した。

 同社は千葉大学医学部付属病院の医師として救急医療に長年携わってきた中田社長が、救急医療現場での経験を基に、音声認識技術やAIを活用した救急医療システムの実用化を目指している。審査員からは社会的意義を高く評価された。昨夏から千葉市消防局などと協力して実証実験をスタートしており、中田社長は「受賞は感無量。救急医の経験を生かしてしっかりと実用化しなければいけないと再認識した」と語った。

 準大賞には、「革新的植物栽培技術を用いた植物工場による新たなサプライチェーンの構築」を発表したエコデシック(柏市)が、優秀賞には緑門(船橋市)、ABELON(千葉市美浜区)、プルートス(柏市)が選ばれた。

 コンテストは35回目で、市場開拓や資金調達が必要なベンチャー企業の支援を目的に県産業振興センターが毎年企画している。


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