木更津に人工波プール サーフィン専用 米企業が計画 五輪前の完成目指す

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 人工的に波を造るサーフィン専用プール施設の建設計画が木更津市内で進んでいることが30日、分かった。米国の有名サーファーが統括する企業の日本法人が6月、県に開発許可を申請。一宮町でサーフィン競技が開催される2020年東京五輪前に完成する計画で、国内外から千葉県内を訪れる大勢のサーフィン関係者の注目を集めそうだ。

 同日開かれた県森林審議会の部会で林地開発許可の申請内容を審議し、計画概要が示された。今後、審議会の答申を経て、県知事による開発許可が下りれば、着工する見通し。

 県によると、申請者は「ケリー・スレーター・ウエーブ・カンパニー日本法人」。計画地は市内陸部にある館山自動車道、木更津北インター(同市笹子)の近くで、JR久留里線横田駅の南西約2キロにある約38ヘクタールの用地。以前から砂利採取をしていた別の事業者から同社が土地を取得し、「宿泊施設・レジャー施設」に開発用途を変更する申請を出した。

 計画によると、敷地の中央に造波装置を備えたプールを建設する。天候などに左右されずに年間を通して好条件の波を再現できる。水は敷地内の3カ所に井戸を掘り、地下水や浄水で賄うという。