4月県内景気DI33・9 世界不況前の水準に回復 帝国データ千葉調査

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 帝国データバンク千葉支店が発表した4月の景気動向調査によると、企業の景況感を表す県内の景気動向指数(DI)は前月比3・4ポイント上昇の33・9となり、世界同時不況の発端となったリーマン・ショック前の2008年7月(33・2)を上回った。2カ月連続の改善。仕事量の増加や需給バランスの改善が企業の景況感を押し上げた。

 業種別にみると、全9業種のうち製造や卸売など6業種が、前月から1・6~8・3ポイント上昇し、25・7~50・0となった。一方、運輸・倉庫は7・1ポイント下降の28・6、金融は25・0ポイント下降の16・7だった。

 企業からは「秋口の仕事がみえてきた」(建設)、「6月までは仕事を確保できている」(製造)、「需給バランスが改善傾向」(不動産)など、前向きなコメントが上がった。一方、「価格の下げ止まりがみえない」(建設)、「不透明な状況」(製造)など、依然として先行きへの不安を訴える声も多い。