銚子駅建て替えへ 17年度冬、木造2階 JR千葉支社

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 JR千葉支社は23日、銚子駅(銚子市)の駅舎を建て替えると発表した。来月着工し、2017年度冬の完成を予定する。新駅舎は木造2階建てで、内装の一部に県産山武杉を使用。支社管内の同駅規模の駅舎建て替えでは初となる木造建築を採用することで、訪日外国人客を含む観光客にも地域の魅力をアピールする。

 新駅舎は、現駅舎を部分的に閉鎖しながら現地に建てる。延べ床面積は約704平方メートル。

 外装は犬吠埼灯台をイメージした白色で統一し、大きくガラス窓をとることで明るく、にぎわいのある駅を演出。天井や通路の壁といった内装は、山武杉などの木材をふんだんに使い、地元特産のしょうゆの樽(たる)を想起させる仕上げにする予定だ。

 建て替えに合わせ、施設全体のバリアフリー化や多目的トイレの設置も進める。入居テナントは、現在の観光案内所やコンビニエンスストアなどを軸に、地域住民・観光客ともに利便性の高い店舗を検討する。

 現駅舎は1948年完成。耐震性の問題などを踏まえ建て替えを決めた。工事費は約5億円。

 同支社の藤森伸一支社長は、木造建築を採用した狙いについて「県産木材を使うことで木のぬくもりを提供し、観光駅としての魅力向上にもつなげたい」と話した。