第1号は三立機械工業 千葉銀「特許融資」

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 千葉銀行は30日、企業が保有する特許の市場価値を基に融資する「ちばぎん知財活用融資」の第1号として、リサイクル機器製造・販売の三立機械工業(千葉市稲毛区)に1千万円を融資したと発表した。

 同社は1977年設立、廃電線処理機、半導体破砕機などリサイクル機器を手がける。同社が持つ、細かく砕いた廃電線から効率的に銅を回収する特許技術が知財融資実行の判断材料の一つになった。

 同行は5月、不動産担保などによらない新たな資金需要を掘り起こそうと、同融資制度を新設。特許庁の公開情報を基に民間調査会社が作成した「企業特許レポート」を参照し、対象企業への聞き取りなど独自調査も加えて、企業特許の価値を判断する仕組みを構築していた。

 同行広報は「2号、3号と申し込みは来ている。今回1号が決まったことが呼び水となって、さらに知財融資が広まっていけば」としている。知財融資を導入している地銀は全国的にも珍しく、同行には特許庁から視察も訪れている。