金賞に「すっぴんミルク」 7品入賞、千葉県が販売支援へ 「ちばの逸品を発掘」コンテスト

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 千葉県産農林水産物の優れた加工品を選出する県主催のコンテスト「食のちばの逸品を発掘」の入賞商品が決まり、授賞式が21日、千葉市内で開かれた。一般部門は酪農業、宮一畜産(銚子市)の「すっぴんミルク」、女性起業家等部門は日本料理店、金田屋(栄町)の「黒豆の生カステラ」がそれぞれ金賞に輝いた。県は入賞した計7品について、イベントでのPRやパンフレット作成などを通じて販路拡大をサポートする。

 コンテストは昨年に続き2回目。県内事業者が対象の一般部門には47品の応募があり、4品が入賞。今年新設された女性が主たるメンバーの事業者が対象の女性起業家等部門には11品の応募があり、3品が入賞した。

 「すっぴんミルク」(300円)は安定剤、保存剤などを使用せず、自社牧場で生産した搾りたての牛乳を活用し、風味を損なわないように作ったアイス。一昨年夏に発売したが、昨年12月にリニューアルし、より食感が向上した。宮一畜産の宮内靖文社長(47)は「牛乳本来の味にこだわり、開発に2年かけた自信作。いろんな人に食べてもらうきっかけになれば」と受賞を喜んだ。

 「黒豆の生カステラ」(600円)は栄町の特産品の黒豆をじっくりと煮上げ、一晩寝かせた後に新鮮な卵や牛乳をふんだんに使って焼き上げた和スイーツ。金田屋若女将(おかみ)の勝田和世さん(45)は「卵や牛乳が黒豆の引き立て役になっている。プリンのようにしっとりとした食感もお客さまに好評」とアピールしていた。

 審査員長を務めた斎藤修千葉大大学院教授は「千葉は日本を代表する農業生産県だが、加工品分野は遅れている」と指摘。入賞商品のPRにより、千葉の食品の知名度が向上するよう期待した。

 その他の入賞商品は次の通り。

 【一般部門】▽銀賞 恋する豚研究所ロースハム(香取市、恋する豚研究所)▽銅賞 あさひ福幸弁当(旭市、旭・飯岡復興弁当研究会)▽優良賞 ブルーベリーの森ゼリー(木更津市、エザワフルーツランド)

 【女性起業家等部門】▽銀賞 はにぃシロップ「からすざんしょう」であじわう「プリンセスぷりん」(千葉市緑区、はぁもにぃ)▽銅賞 LoveBoatピーナッツバターギフトセット(八街市、やちまたよしくら)