千葉港輸入額、過去2番目 2013年、原油や天然ガス増で 木更津港は最高記録

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 千葉税関支署が発表した2013年の貿易輸入額は、千葉港が4兆7926億円で過去2番目、木更津港が1兆3419億円で過去最高を記録した。両港とも4年連続の増加。火力発電に使う原油や天然ガスの輸入増が一因とみられる。一方、輸出額は円安の影響で自動車などが好調だったことから、両港とも3年ぶりに増加に転じた。

 千葉港の輸入額は前年比17・4%増で、過去最高だった2008年に次ぐ規模。東京電力福島第1原発事故に伴う原発停止の影響で火力発電の稼働が増えるなどし、原油・粗油(構成比42%)が26・5%、天然ガス・製造ガス(22%)が11・8%増えた。

 輸出額は28・5%増の1兆949億円。自動車(23%)は主力の米国向けが微減したが、ロシアやスウェーデン向けが増え33・3%の増加。プラスチック製品などの原料となる有機化合物(22%)は対中国、対韓国などで伸び、76・6%の大幅増となった。

 一方、木更津港の輸入額は14・1%増で過去最高。天然ガス・製造ガス(67%)が18・3%増、鉄鉱石(19%)が14・2%増と伸び、増額要因に。対する輸出額は22・1%増の2978億円。鉄鋼(94%)は主力の対マレーシアが52・6%、対中国が15・5%と軒並み増え19・2%の増加。自動車(3%)も約2倍増えた。