社員に奮起呼び掛け 県内企業が仕事始め式

 多くの県内企業が6日、仕事始め式を行い、2014年のスタートを切った。アベノミクス効果で景気回復が進む中、各社のトップは今年のえと「午(うま)年」にちなんだ話題も盛り込みながら社員に一年の奮起を呼び掛けた。

 幹部行員約330人が出席した千葉銀行(千葉市)は、佐久間英利頭取が「『荒馬の轡(くつわ)は前から取れ』ということわざがあり、意味は『困難には小細工をせず、正面から当たれ』。業務で問題に直面した時、臆することなく真正面から向きあっていただきたい」と、えとにちなんだ訓示を披露。

 その上で「超高齢化社会やグローバル化・IT化、TPP(環太平洋連携協定)による構造改革などで社会の大きな変化が予想される。こうした変化に機敏に、的確に対処できるよう本部・営業店一体となって千里を行く馬のようにたくましく、未来に向かって駆け抜けていきたい」と意気込んだ。

 開業30周年効果で入園者数が過去最多を記録するなど好調が続く東京ディズニーリゾート。運営するオリエンタルランド(浦安市)は、上西京一郎社長が「今年は新たな中期経営計画がスタートする重要な年。徹底した顧客視点のもと、新しい発想と勇気あるチャレンジに取り組んでいく」と、管理職以上の社員約400人にハッパを掛けた。

 京成電鉄(市川市)の三枝紀生社長は社員約300人を前に、「LCC(格安航空会社)の拡充などで成田空港の旅客増が見込まれる一方、消費税増税による消費減退の懸念材料もある。安全・安心なサービスの提供をベースとし、全部門で収益拡大を図っていく必要がある」と指摘。

 昨年9月の県内への本社移転にも触れ、「主たる事業エリアの千葉県で、より地域に密着して事業を展開し、京成グループの新たな歴史を築いていきたい」と述べた。


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