雇用ニーズ、上向き基調 アベノミクス反映の見方も 県内主要企業の14年春新卒採用

 県内主要企業がまとめた2014年春の新卒採用計画によると、採用計画人数が13年春の採用実績を上回る企業が多いことが分かった。08年秋のリーマン・ショック以降、各企業の採用数は抑制基調が続いていたが、ここに来て上向きつつある状況が示されている。安倍政権の経済政策「アベノミクス」による景気回復への期待が反映しているとの見方もある。

 53人増の100人と大幅増の計画を打ち出すのは建設業の新昭和(君津市)。「これまで即戦力の確保へ中途採用を別途実施してきたが、新卒社員の育成に力を入れる方針にシフトした」と同社は説明する。新日本建設(千葉市)も10人増の30人の計画で、「自社ブランドのマンション開発が好調なことが背景」(同社)とする。

 県内3地銀も軒並み増やす。今春87人の千葉興業銀行は来春100人と、5年ぶりに3桁の採用予定を打ち出した。「顧客サービスの向上と店頭営業の強化が増員理由」と同行。千葉銀行は40人増の210人、京葉銀行は21人増の140人を予定する。


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