【速報】NAA4期ぶり黒字 9月中間決算 コロナ水際対策撤廃で航空需要回復

黒字化した2023年9月中間連結決算について説明するNAAの田村社長=30日、成田市の成田空港
黒字化した2023年9月中間連結決算について説明するNAAの田村社長=30日、成田市の成田空港

 成田国際空港会社(NAA)は30日、2023年9月中間連結決算で、純利益が36億円の黒字だったと発表した。新型コロナウイルスの水際対策が昨年10月に大幅に緩和され、今年4月には撤廃されたことから旅客需要が回復し、中間期としては4年ぶりに黒字化した。185億円の赤字だった前年同期から大幅改善した。

 中間期の航空機発着回数は、国際線が8万回(前年同期比40%増)。国内線は前年同期とほぼ同数の2・6万回。旅客数は国際線で1266万人(同188%増)、国内線で391万人(同14%増)だった。

 24年3月期(23年度1年間の通期)の業績予想は、営業収益を前期比692億円増の2006億円、純利益を同508億円改善の6億円黒字とし、23年3月期連結決算の際の予測を据え置いた。中国路線が徐々に回復する一方、エネルギー価格や物価高騰など不確定要素を考慮した。

 定例記者会見でNAAの田村明比古社長は「ようやく暗くて長いトンネルの出口に近づいた。戻りつつある需要に適切に対応できるように空港の体制をしっかり確保し、通期決算でも黒字になるよう努めたい」と述べた。


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