2010年9月3日(金)
2008年05月27日11時36分
「被害者参加制度」を初めて取り入れ千葉地裁で行われた模擬裁判。左奥の検察側5人のうち、左端が被害者側の代理人役。その右が被害者の妻役=26日午後
来年五月にスタートする裁判員制度に備え、千葉地裁で二十六日、全国で初めて「被害者参加制度」を取り入れた裁判員模擬裁判が始まった。今年末までに導入される。同制度は事件の被害者や遺族が公判で検察官の横に着席し、被告人質問や量刑に関する意見陳述などが可能になる。遺族らの訴えを直接聞くことで、裁判員役の市民がどう対処し、判断するかが注目されている。
今回の模擬裁判は酒を飲んで乗用車を運転し、対向車と正面衝突して対向車の運転者を死亡させた危険運転致死事件を想定して行われた。被害者側の代理人弁護士役が「遺族はどんな気持ちだと思いますか」と被告人役らに質問。被害者遺族役は厳しい刑を求める手紙を涙ながらに読み上げた。
同模擬裁判は二十七日も行われ、被害者遺族役が被告役に質問したり、量刑に関するまとめの意見陳述を実施する。評議の結果、判決が言い渡される。
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