2010年9月3日(金)
2010年07月06日15時05分[千葉エリア]
江戸時代の房総の経済に焦点を当てる地域経済博物館=千葉市稲毛区の千葉経済大
古文書など貴重な資料を地域住民にも活用してもらおうと、千葉経済大(千葉市稲毛区)は「地域経済博物館」を開設した。入場無料で誰でも観覧できる。江戸時代の庶民の経済活動に焦点を当て、千葉の歴史、民俗を紹介している。
図書館1階にオープンした博物館は広さ約135平方メートル。展示室、事務室、資料室を備える。
初展示のテーマは「江戸地廻り経済圏と房総の名主たち」で、江戸時代に名主を務めた勝浦市や長南町の旧家に残っていた古文書など50点を展示。同大の調査研究で分かった、当時の房総地域の農民や漁民の生活ぶり、現在の首都圏ともいえる江戸を中心にした経済圏での役割などを紹介している。
炭、酒など房総産品の流通状況、経済圏発展で得た富を、儒学者や絵師、歌人、俳人を招く費用に充てる名主の姿などが浮かび上がる。百姓一揆の連判状、生活に困った武士が売却した鎧兜(よろいかぶと)、刀なども並んでいる。
開館時間は午前9時〜午後4時。土・日曜日、祝日は休館。詳しくは同大、電話043(253)9111。
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