2010年8月1日(日)
2010年03月12日10時58分[県西エリア]
18日で閉館するミュージアム「小さなポケット」の野中館長=野田市宮崎
野田市宮崎に、個人で開設・運営してきたミュージアム「小さなポケット」(野中健一館長)が、18日に惜しまれつつ閉館する。野中さんが65歳を迎える誕生日に、体が不自由な弟(60)の介護を優先するため、約5年5カ月の同館の歴史に幕を下ろす。館内は日本画、油絵など本格的な美術品から昭和時代のおもちゃまで、野中さんが地道に集めた逸品が並ぶ懐かしい雰囲気の空間。閉館を前に野中さんは「小さなポケットに思い出を詰め込むように、展示品を見てほしい」と話している。
小学校の頃から収集癖のあったという野中さんは、利根コカ・コーラボトリングの社員として働く傍ら、趣味の画廊や骨董(こっとう)市めぐりに没頭。
ジャンルにこだわらず、「おもしろいと思ったものを集めた」結果、日本画や油絵、版画、陶器など美術品から、タオルなどの粗品や遊び道具、古い看板といった商品・作品がコレクションに加わっていった。
貴重な美術品では、田中一村の掛け軸「日廻草(ひまわり)」や、原秀樹の150号の巨大絵画「日記」などを所蔵。その他、スーパーマンのセル画や旧キッコーマン社屋の窓枠など珍品も抱える。
ミュージアムの開館時間は正午〜午後5時、東武野田線野田市駅から徒歩5分。入館料は大人500円、高校生・大学生200円。問い合わせは野中さん、電話04(7122)1210。
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