2010年8月1日(日)
2010年03月11日10時47分[県南エリア]
胸に花をつけた白衣姿で校歌を歌う卒業生ら=館山市の安房看護専門学校
館山市で39年間にわたって看護師を養成してきた安房看護専門学校(野原正校長)が本年度で閉校した。4日に行われた最後の卒業式・閉校式では、9人の学生が巣立った。卒業生代表の菅原美恵さん(36)は「伝統ある学校を誇りに思う。卒業後もここでの学びを生かし、地域に貢献できるよう努力していきたい」と看護師として決意を新たにした。
開校以来の39年間で37期546人の卒業生を送り出してきたが、安房医師会病院の経営破たんや、看護師を目指す高校生のニーズが4年制大学や短大に移って准看護師が減り、10年前から20人の定員を割る状況が続くなどして2007年に募集を停止していた。必修全科を備えた実習先や講師の確保なども困難だった。4月から同校施設には安房医師会事務局が移り、教場などは地域の医療者の研修などで活用していくという。
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