2010年8月1日(日)
2008年06月01日11時06分[千葉エリア]
荒川知子とファミリーアンサンブル。知子さんを囲む健秀さん、幸子さん、洋さん(後列左から)
美浜区出身で、ダウン症という障害がありながらリコーダーの演奏活動を展開する荒川知子さん(24)=仙台市在住=を中心にしたファミリーアンサンブルの演奏会が来月、中央区の市民会館で開かれる。知子さんの小学校時代の担任で、同イベントの企画運営に携わる、さつきが丘西小教諭の新田江美子さん(58)は「澄んだ音色と、支え合うファミリーのすてきな演奏をぜひ聴いて」と呼びかけている。知子さんも出演するドキュメンタリー映画「オハイエ!」(菊地昭典監督)の上映会を同時開催。
映画「オハイエ!」は、心のバリアフリーを目指し障害のある人、ない人が音楽を通じて交流する「とっておきの音楽祭」を撮影したドキュメンタリー。同音楽祭は仙台市で二〇〇一年に始まり、映画は〇六年の様子を伝えている。市中心部のアーケード街の路上、公園などで楽しそうに演奏、鑑賞する姿を追っている。
音楽祭に第一回から参加、映画にも出演している知子さんは現在、通所作業所で働く傍らリコーダー奏者として音楽活動を展開している。今年三月には、新日本フィルハーモニー交響楽団のフルート奏者の兄・洋さん、フルートやリコーダーを担当する父・健秀さん、ピアノの母・幸子さんと、ファミリーアンサンブルとしてCDアルバム「みんなしあわせ」を制作、発売した。
知子さんは美浜区出身で、小学校卒業まで同区に住んでいた。当時、知子さんが通っていた真砂四小「たんぽぽ学級」の担任で、現在も家族と親交のある新田教諭は「知子さんのリコーダーは、人の心を引き寄せる。受け入れ合い、何事にも前向きに取り組む家族の姿もすてき」と話す。
演奏会ではCDのタイトル曲で洋さんが作曲した「みんなしあわせ」や、「二羽の鳥、とびながら話している」などを披露する予定。
「映画『オハイエ!』&荒川ファミリーアンサンブルの集い」は、七月六日午後一時から中央区の市民会館大ホールで。入場料は前売りで一般二千円、小・中学生と高校生千五百円、親子ペア三千円。当日は各二百円プラスとなる。同映画の県内上映は初めて。
問い合わせは、上映を進める会(電話03―3941―6617)。
当ホームページの記事、画像などの無断転載を禁じます。すべての著作権は千葉日報社および情報提供者に帰属します。
Copyright (c) CHIBA NIPPO CO.,LTD. All rights reserved.