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『怖い絵本』のん・コムアイ・趣里の朗読で映像化

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Eテレで11月1日放送『怖い絵本』絵本をアニメ化。朗読するのん・コムアイ(水曜日のカンパネラ)・趣里が出演するドラマ付き (C)NHK

 怖い、見たくない、でもちょっとだけならのぞいてみたい。私たちの心をつかんで離さない怪奇の世界。第一線で活躍する人気作家が、実力派の画家とタッグを組んで、身近に潜む背筋凍る恐ろしい話や得体のしれない不思議な話を書き下ろした絵本が人気を呼んでいる。そんな絵本を番組化した『怖い絵本』が、NHK・Eテレで11月1日(後11:00~11:30)に放送される。

【画像】各話の場面写真

 各話10分、全3話を一挙放送。アニメ化された絵本を、のん・コムアイ(水曜日のカンパネラ)・趣里がそれぞれ朗読。さらに、古風な旅館、絵の中から抜け出てきたような洋館などを舞台に、絵本との出会いを演じ、視聴者を恐怖の世界へといざなうドラマを演出。単に怖いだけではなく、見えない世界への畏敬の念や憧れを喚起させるような世界観は、子どもにとってのみならず、大人にとっても、コワおもしろく、コワ美しい。以下、各話のあらすじと、朗読を担当した3人のコメントを紹介。

●『いるのいないの』
作:京極夏彦/絵:町田尚子
出演・朗読: のん

 「おばあさんのいえでくらすことになった。とてもふるいいえだ。…はりからでんとうがさがっている。そこからうえはうんとくらい。…あるひぼくはまた はりのうえのくらがりをみていた。そしたら。…」

 祖母の家でしばらく住むことになったボク。高くて薄暗い天井を見上げると誰かいるような気がする。祖母は言う。「上を見なければこわくないよ」。ただどうしても少年は上を見てしまう。するとそこにいたのは!?

【のんのコメント】
 憧れの京極夏彦さんの絵本とコラボできてとてもうれしかったです。そして、現場では素晴らしい旅館で楽しく撮影させていたのですが、出来上がった映像が怖くてびっくりしました。私にとっては、初めての怖い話で刺激的でした。皆さん、お楽しみに。

●『おろしてください』
作:有栖川有栖/絵:市川友章
出演・朗読:コムアイ(水曜日のカンパネラ)

 「つぎのえきがどこかとしゃしょうさんにたずねてみようとすわっていたら トンネルにはいって…きみはにんげんじゃないか まちがってのってしまったのか まわりのおばけがいっせいにぼくをみた…」

 裏山を散歩している途中、思いがけなく妖怪の電車に乗ってしまった少年。ナメクジのような怪物や、魚や貝のお化け、仮面のような顔をした不気味な車掌…やっと降りられると思ったら、少年は腕をつかまれて!

【コムアイのコメント】
 喫茶店の外で撮影を始めた瞬間にゴロゴロと雷が鳴って、とても不穏な空気になったのを覚えています。お話にぴったりの天候にサポートされて、普段とは違う役柄で、絵本の不気味な世界で存在できたことをうれしく思います。

●『かがみのなか』
作:恩田陸/絵:樋口佳絵
出演・朗読:趣里

 「みないひはないかがみ みぎてをだせばひだりてをだす ひだりてをだせばみぎてをだす…だけどときどきまちがえる…もしかがみのなかにだれかをみかけたら そのだれかもきっとあなたをみつけている」

 日常生活にある鏡。鏡の中の世界は本当にこちらの世界を反射して映しているだけなのか? 映っている自分は本当に自分? ある日少女が鏡を見ていると、映った友人の分身に引きずり込まれてしまい…!

【趣里のコメント】
 この作品を通して、鏡に対して抱いていた不思議な感覚や不安の理由がわかった気がします。あらゆる物には裏側があって、普段は目を背けているのかもしれないからこそ生まれる恐怖。ゾクゾクしながらもページをめくる手が止まりませんでした。このゾクゾクする感じが視聴者の皆さまに伝わるように、撮影 に臨みました。皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです。