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川谷絵音、ジェニーハイ『Mステ』出演で“記憶に残る階段降り”宣言

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ジェニーハイの(左から)川谷絵音、中嶋イッチュウ、新垣隆、くっきー!、小籔千豊 (C)oricon ME inc.

 小籔千豊、くっきー!(野性爆弾)、中嶋イッキュウ(tricot)、川谷絵音、新垣隆という個性派の超豪華メンバーが集結したバンド・ジェニーハイが11月22日、1stフルアルバム『ジェニーハイストーリー』(11月27日発売)に関する合同取材会を開催。ギター&プロデュースを担当する川谷は、多忙なメンバーのスケジュール調整が難航したことを挙げながら、「制作費が通常の10倍くらいかかりました。50万枚は売らないとダメ」と内情を打ち明けた。

【写真】くっきーが新垣隆のイラストを描いたTシャツ

◆テーマはとくに決めずにできることを全部やった

 前作のミニアルバムからより音楽性の幅を広げた今作は、ポップス、ロックをベースにラップも多用した仕上がりになっている。そんな本作について川谷は「テーマはとくに決めずにできることを全部やった。話をしているなかで曲が生まれたり、その場その場で作っていきました」。一方、新垣が「(バンド活動は)楽しくて仕方ない。でも、まさかのラップが自分にとっては大変でした」とレコーディングを振り返ると、小籔から「歌詞を覚えられない、リズムにのれない」とダメ出し。「それでも少しずつ上達しています」(新垣)と、音楽のプロのほうが成長を促される、ジェニーハイらしさを垣間見せた。

 それぞれが芸能界で活躍中のメンバーたちだが、ジェニーハイとしての活動について、イッキュウは「自分が良いと思うことのその先をめざさないといけない。改めて自分の声、歌と向き合う時間になっています。曲が難しいので、毎回成長した気分になります」。楽曲制作を手がける川谷は「ちゃんとしたバンドとしての音楽を意識して、外すところは外しました。2年やって、やっと見つけたスタイル」としながら、本作については「チカラを抜いて、この5人のジェニーハイでなければ作れなかった曲もあります。それぞれキャラが立っていて、すべてがシングルっぽい曲になっています」と自信をのぞかせた。

◆歌わない『Mステ』出演は初 川谷「毎回、緊張しているけど、今回は緊張ゼロ(笑)」

 そして、目標に掲げていた『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の出演を同日夜に控え、結成当初を振り返った小籔は、「“世間を騒がせた度合い”と“音楽の才能”を兼ね備えている川谷さんと新垣さんの2人が参加してくれて動き出したジェニーハイですが、当初、『Mステ』出演は現実味のない目標でした。まさかこんなに早く実現するとは思っていませんでした」。イッキュウは「ここからもっと大きくなっていけから」と意気込む。

 これまでにも同番組へ出演している川谷は、「歌わない出演は初めて。毎回、緊張していたんですけど、今回は(ギター演奏のみで歌はないので)緊張ゼロ。余裕で階段を降ります(笑)」と宣言したところ、メンバーからの指示が下り、“視聴者の記憶に残るMステ階段降り”を披露することになったので注目したい。

 1つの目標を実現した彼らに、次なる目標を聞くと「1曲、大ヒットさせたい」(イッキュウ)「CM曲やドラマ主題歌を務めること」(小籔)とヒット創出への渇望の声が続き、川谷は「来年、2020年を代表する曲を作る」と力強く宣言。一方、くっきー!は「川谷Pが疲れたときは僕が曲を作ります。印税が欲しいわけではないんです。次のアルバムでは2曲くらいまかせてください(笑)」と私欲をにじませた。

 川谷は自身にとってのジェニーハイというバンドについて「仕事なんだけど、仕事ではないような楽しくやれる場。それがいい方向に転がっています」と充実感を漂わせ、初のフルアルバムとなった本作に触れながら「最後の収録曲「まるで幸せ」は、真面目すぎて笑ってしまうようなどバラード。この曲ができたことで、もっと良い曲が作りたくなりました。ジェニーハイの次の段階が見えました」とさらなるバンドの飛躍を誓った。