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アーセン・ヴェンゲル氏、Jリーグ監督業に含み 取材で軽快なジョーク「ラグビーも」

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日本のサッカーについて語ったアーセン・ヴェンゲル (C)ORICON NewS inc.

 サッカーの世界的名将アーセン・ヴェンゲル氏(70)が24日、都内で基調講演会を開催するにあたり、事前にメディア向けの取材会を開催した。

【全身ショット】スーツ姿がビシッと決まったアーセン・ヴェンゲル

 ヴェンゲル氏は1981年にフランスのRCストラスブールのユースで監督業をスタートさせると、95年に来日し、Jリーグの名古屋グランパスエイトで指揮を取って天皇杯を獲得。96年に渡英し、名門・アーセナルの監督に着いた。22年という長期間にわたりガナーズ(アーセナルの愛称)を率いると、3度のプレミアリーグ、7度のFAカップと多くの栄冠に輝いた。

 2018年に惜しまれつつも、退任。今年に入り、国内のマネジメント業を吉本興業が担当することとなった。初来日を振り返ると「Jリーグが立ち上がったばかりでサッカー熱が高まっている時代に日本に来ることができ、日本を発見したという経験が私の中に残っている」と話す。貪欲にサッカーについて吸収しようとする日本人の姿を覚えているそう。

 日本のサッカーについて「この20年で、とても進化したと思います」と評価する一方、「20年前からの弱点も克服されていない。確実にワールドカップで、その弱点が漂っている。得点されると、どうしてもパニックになってしまう。(2018年W杯の)ベルギー戦がいい例でしょうか」と指摘した。

 また、日本で指揮を執る可能性を問われると「今後、どのような活動するのかは確定しておりません。非常に日本が好きなので、ずっといたいとは思います」と含みを持たせた。9月からヴェンゲル氏は吉本興業と国内マネジメントの契約をしている。今後の国内での活動については「講演会や、インタビューを受けたり、ラグビーも見たりします」とアーセナル指揮官時代と変わらぬ、ウイットに富んだ表現で展望を語った。