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大英博物館、国外最大規模の漫画展開幕 ゴールデンカムイ、コナン、ジョジョ、ワンパンマン

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大英博物館の漫画展『The Citi exhibition Manga』の内部(21日オープニングセレモニー) J.Fernandes(C)The Trustees of the British Museum

 イギリス・ロンドンの大英博物館で漫画展『The Citi exhibition Manga』が23日、開幕した。日本の漫画作家、出版社、アニメ&ゲーム関連会社など約30社が垣根を越えて全面協力し、1100平方メートルの会場に作家約50人、『ONE PIECE』『美少女戦士セーラームーン』『ワンパンマン』『名探偵コナン』『ジョジョの奇妙な冒険』など約70タイトル分、総計約240点の原画(一部複製含む)が展示され、国外最大規模の漫画の展覧会となっている。

【画像】描き下ろし原画が展示される井上雄彦氏の『リアル』

 同展は、漫画の作り方、読み方から、歴史、多様性に富んだジャンルを紹介しつつ、社会との関係やアート性、増える表現方法などを伝えており、来場者へ漫画について理解と関心を深め、楽しみ、好みの作品を見つけるよう誘導し、漫画の歴史や発展と社会との関係性などを探求してもらうのが目的。

 また、21日に行われたオープニングセレモニーで、展覧会の最後を飾るのは、『SLAM DUNK』などで知られる井上雄彦氏による3点の描き下ろし原画と発表。『リアル』をモチーフにした通常の漫画原稿の8倍にも及ぶ大きさの原画となり、井上氏の執筆風景を撮影した動画とともに展示されている。

 キービジュアルに起用されているのは『ゴールデンカムイ』。明治後期の北海道を舞台に日露戦争帰還兵や脱獄囚が埋蔵金を探して死闘を繰り広げるサバイバルストーリーが、アクション、歴史、ラブ、ギャグ、グルメとテーマが多様であることや、アイヌの少女・アシリパがキーパーソンでということで、アイヌ文化や生活が丁寧に描かれダイバーシティ(多様性)を体現する作品であることから同展の象徴に選ばれている。

 8月26日まで開催される。