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BOYS AND MEN 研究生、“がけっぷち”から不屈の挑戦 ツアーへの思い激白

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BOYS AND MEN 研究生

 東海エリアを中心に全国で活躍中の男性エンターテイメントグループBOYS AND MEN。その “ボイメン”の弟分グループ・BOYS AND MEN 研究生が、東名阪をめぐるツアー『BMK GAKEPPUCHI TOUR 2019』を、スタートさせる。

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 通称、BMK。メンバーは中原聡太、北川せつら、米谷恭輔、三隅一輝、松岡拳紀介、佐藤匠の6人。フレッシュなのに男らしい雰囲気と個性的なキャラクターが特徴的で、じわじわと人気を獲得している。

 昨年5月、和田アキ子のデビュー50周年プロジェクトに参加したコラボシングル「愛を頑張って」では、その名を全国に知らしめ、同年の日本レコード大賞では企画賞を受賞、輝かしいステージを早くも経験。そんなBMKだが、結成当初、13人で活動していた時期がある。2017年春、メンバー7人が別グループ「祭nine.」としてメジャーデビュー。それ以外のメンバーで、現在の6人体制をとった。

 当時のことをメンバーは、「13人から6人になると聞いた時は、この先どうなってしまうのだろうと思いました」(北川せつら)、「2グループに分かれる、しかも一方はメジャーデビューすると発表された時は、それが現実とは思えなかった」(松岡拳紀介)と振り返る。

 祭nine.は結成するやいなや、先にメジャーデビューを果たしてしまったのだ。元は同じグループで活動していた仲間だけに、比べられることもあった。それが悔しく、「ただただ喪失感で、最初は放心状態になったこともあった」と繰り返しメンバーは口をそろえる。

 「とはいえ、ずっと落ち込んでいるわけにもいかないし、それがかえって僕らの原動力になりました。それ以上に、やっぱり仲間。切磋琢磨し合って、お互いで成長しあえるグループだと今こそ感じます」(佐藤匠)。「次のステップに向けて進んで行かなくてはという中で、“6人のBMK”として、自分たちは自分たち、と自然と切り替えられていきました」(北川せつら)。

 「ライブイベントを一緒にやることもあるので、たまに会うとお互いに自分の足りない部分に気づく」そう三隅一輝は言った。“負けたくない!”という気持ちがいいように作用して、次にBMKがなすべきことが明確になっていったのだ。


 BMKが大きく飛躍したのは、冒頭でも言及した和田アキ子デビュー50周年プロジェクトに参加したことだ。コラボシングルは世間の話題を集めただけでなく、オリコンデイリーシングルランキング初登場2位、週間シングルランキング初登場2位を獲得し、日本レコード協会ゴールドディスクにも認定された。

 「プロモーションのため、たくさんのテレビ番組やラジオに出させてもらったんですけど、それが分刻みだったんです。やっぱりアッコさんのパワーはすごいです(笑)。しかも、あのコラボがきっかけでリリースイベントに来てくださるファンの方もいて、一緒に歌わせていただいただけでもすごい経験なのに、それ以上のものを得られました」(米谷恭輔)。

 さらにその活動中に、『BMK真夏の10本勝負!』と銘打って、10パターンのバラエティーに富んだライブを開催したことが、大きく彼らを成長させた。中原聡太いわく、「ライブの構成をスタッフさんと相談しながら自分たちのアイディアも出して作っていったんですけど、ある時に、“掴めた!”手応えがあったというか。今のBMKのステージは10本勝負があったからこそ、定着していったんじゃないかなと感じています」。

 2018年11月には、6人体制になって3枚目のシングル「がけっぷち純情」をリリース。「発売当日にBMシアターにて開催するニューシングル発売記念ライブのチケットを完売させなければ、これがラストシングル」という条件付きでの発売となったが、無事にチケットは完売。とはいえ、まだまだ登らなければいけない崖があるとメンバーは語る。

 「名古屋を皮切りに始まるこのツアーでは、“がけっぷち”をテーマに、BMKの楽曲をメインにして、13人時代の楽曲も披露する予定です。名古屋、東京、大阪での構成や演出も変えているので、それぞれの都市で、僕らの個性を見せていけるんじゃないかな」(三隅)。「まずは、このツアーを盛り上げたい。その次は、まだ会いに行けていない地域の方にも会いに行きたいです。46都道府県ツアーが目標です!」(松岡)。

 僕らは僕らでスタイルを築いていく――。6人になったと聞いたあの日、まるで崖から突き落とされたような気分に陥ったであろうメンバーは、今はその崖を自力で這い上がっている。頂上を目指して―。BMKの魅力は、そんな臨場感あふれる力強さにこそある。