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『カメ止め』キャストが“改まった姿”で集結 『ロケーションジャパン大賞』授賞式

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『第9回ロケーションジャパン大賞』授賞式に出席した映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督(中央)とキャスト陣 (C)ORICON NewS inc.

 制作費300万円で31億円の興行収入をあげた映画『カメラを止めるな』の上田慎一郎監督が、『第9回ロケーションジャパン大賞』(主催:ロケーションジャパン)監督賞を受賞。21日に都内で行われた授賞式に出演者が大挙して押し寄せ、上田監督を祝福した。

【写真】授賞式に出席した上田慎一郎監督

 同賞は、8000人の一般アンケートを実施し、この一年で最も地域を盛り上げた作品と人、ロケ受け入れに尽力した都道府県・市町村を表彰するもの。

 『カメラを止めるな』は、茨城県水戸市の公有廃墟(芦山浄水場跡)と、埼玉県川口市の映像制作を目的とした施設「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ」、そして上田監督の自宅の3ヶ所で撮影。

 中でも、「ロケハンの一つ目に訪問し一目惚れをした」(上田監督)という浄水場跡は、映画のヒットともに注目を集め、初めて聖地巡礼ツアーを企画したら発売30分でソールドアウトした、という人気ぶり。

 上田監督は「(水戸市の)担当者も出世して、撮影時はクールで笑わない人だったのに、この間会ったらずっと笑っていた」と冗談めかしながら、ロケ地選びの重要性を語った。

 「ロケ地もキャスティングと同じ。どういう表情を撮ろうとか、こういう魅力もあるんだとか。ロケ地が決まってから物語自体が変わることもある。今回のメインロケ地(浄水場跡)は、ガラスが割れてて、足元は瓦礫(がれき)だらけで、美術は一切施さず撮影しました。そういう場所が好きな監督もいるので、汚くて見せられないと思っているような場所でも自信をもって、個性あるロケ地を紹介いただけるとうれしいです」と、呼びかけていた。

 授賞式に集まったのは、市橋浩治プロデューサー、出演した大沢真一郎、長屋和彰、市原洋、白岡優、山口友和、曽我真臣、久場寿幸、藤村拓矢、浅森咲希奈、吉田美紀、佐渡未来。

 今回の受賞作品×地域は以下のとおり。

■『第9回ロケーションジャパン大賞』
【グランプリ】 連続テレビ小説『半分、青い。』×岐阜県
【準グランプリ】 映画『万引き家族』×千葉県いすみ市
【優秀賞 地域の変化部門】 大河ドラマ『西郷どん』×鹿児島県
【優秀賞 支持率部門】 映画『坂道のアポロン』×長崎県佐世保市
【優秀賞 撮影サポート部門】 映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』×岡山県
【優秀賞 行楽度部門】 ドラマ『チア☆ダン』×福井県
【審査員特別賞】 映画『きらきら眼鏡』×千葉県船橋市
【審査員特別賞】 映画『恋のしずく』×広島県東広島市
【監督賞】 映画『カメラを止めるな!』 監督 上田慎一郎

■『第2回 ロケツーリズムアワード』(主催:ロケツーリズム協議会)
ロケ地に選ばれた後、そのロケ地を活用して効果的に活性化に繋げている地域と組織を表彰するもの。

【地域大賞】岩手県久慈市
【企業大賞】リストランテ ベニーレベニーレ