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SBI証券、業界初「個人型確定拠出年金」運営管理手数料を無料に

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【図表】SBI証券が発表した「iDeCo運営管理手数料完全無料化」についての概要

 SBI証券は18日、個人型確定拠出年金(愛称「iDeCo」イデコ)の運営管理手数料を無料にすることを発表し、19日より実施している。イデコを取り扱う全ての金融機関としては初めての取り組みで、加入するときや移換時の手数料をかけずに手続きができる。

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 今回無料となるのは、同社が取り扱う3種類の手数料。加入時・移換時(現状1080円)、運営管理期間変更時(同1080円)、口座管理手数料(残高50万円以上0円、残高50万円未満324円)が、全て無料となる。

 同社では、2005年1月より個人型確定拠出年金のサービスをスタートし、同時に年金資金残高50万円以上となる対象者の口座管理手数料を、取り扱い金融商品として初めて無料にした。昨年2016年9月より2017年6月末までの期間を設けて、新規加入または移換した対象者に、加入時・移換時と、口座管理手数料を無料とするキャンペーンを実施していたが、これからは、年金資金残高に関わらず、全ての人の運営管理手数料がかからなくなる。

 なお、運営管理機関に対しての手数料は無料となるが、別途、国民年金基金連合会や資産管理サービス信託銀行への加入時・移換時手数料や口座管理手数料は必要となる。また、還付事務手数料や、同社個人型確定拠出年金から、ほかの確定拠出年金への移換、他の金融機関に運営管理機関を変更する場合の手数料は、現状のまま変更しない。

 ちなみに楽天証券も18日、管理手数料の無料化を発表し即日実施した。今後、ほかの金融機関も同様の動きをみせる可能性は高いだろう。

 個人型確定拠出年金とは、積み立てた(拠出)掛け金を運用し、原則60歳以上に年金、もしくは一時金として受け取ることができる年金のひとつ。愛称を「iDeCo」(イデコ)とし、2017年1月の制度改正により、企業年金のある会社員、公務員、専業主婦など、基本的に公的年金制度に加入している60歳未満の人全てが加入できるようになった。

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