千葉ブランド大盛況 国内最大級釣り祭典

 国内最大級の釣りの祭典「ジャパン・フィッシング・フェスティバル2014」(日本釣用品工業会主催)が21日から3日間、横浜市のみなとみらい・パシフィコ横浜で開催された。釣りファン待望のビッグイベントには、昨年より9社増えた169社のメーカーや団体が出展。千葉の釣り具メーカーのブースでは和竿(さお)作りの実演やルアーの展示が行われるなど会場を大いに盛り上げた。その模様と千葉を拠点に活躍する人々を紹介したい。

 オープニングセレモニーは、日釣工の島野容三会長のあいさつに始まり、釣魚議員連盟事務局次長の松野頼久衆議院議員と大家敏志参議院議員の祝辞に続き、日本釣振興会の高宮俊諦会長のスピーチ後にテープカットが行われた。

 千葉日報社も登録する釣り関係の新聞、雑誌、TVなどのメディア約30社からなるFJC日本釣りジャーナリスト協議会(鈴木康友会長)から贈られる「FJC賞」は、釣り文化向上に尽力した金森直治さんが選ばれた。

 金森さんは1930(昭和5)年、愛知県名古屋市生まれ。半世紀以上の釣り歴と釣り史研究への造詣は深い。資料集めに始まった文献蒐集は、今では国内随一の質・量を誇る「金森コレクション」として多くの人に知られる。著書は「つり百景」「浮世絵一竿百趣」(つり人社)など多数。新聞、雑誌などのコラムは1500回を超えた現在も執筆しており、俳句は名門「白露」創刊同人。

 江戸和竿協同組合のブースで異彩を放つのは、59(昭和34)年に千葉市生まれ、市川市で工房を営む竿中こと中台泰夫さん。和竿師の世界では若手といわれるホープ。火入れと矯(た)め木の実演で来場者の注目を集めた。千葉の竹は良質だといい、県産の布袋竹と矢竹を使っている。

 日本釣振興会千葉県支部長の五十嵐正弘さんが経営するルアーメーカー「アムズデザイン」は、ソルトパビリオンの一画でテスターの安田浩樹さん、ジェイソン・フェリスさん、中村祐介さんによるトークショーが行われていた。MCはbayfm78の人気パーソナリティーで、まるごみキャンペーンやハートラックで精力的に活躍するKOUSAKUさん。

 日釣振千葉県支部事務長の加瀬一彦さんが社長を務める釣りグッズメーカー「カハラジャパン」では、新製品のJB/NBC公認のラバーランディングネットやKJデジタルスケールの展示。ラバーコートガン玉でおなじみの景山産業のコーナーには、日釣振千葉県支部会計担当の景山昭一さん。

 エクリプスブースでは、ヴァリアントPEラインを完全監修したジャンプライズ(長生郡一宮町)代表の井上友樹さんと、妻で水辺のクリーンプロジェクト「アンジェル」代表の松本昌子さんのトークライブ。館山にオフィスを構えるブルーブルーは泉龍吾さんと吉澤竜郎さんがソルトパビリオンで商品説明を担当。村岡昌憲さんのトークイベントも開かれた。

 本紙ニュース提供店の船宿「萬栄丸」の当主・松井大船長や大原港「長福丸」の藤井敏昭代表と俊輔、大佑船長にもあいさつすることができた。

 第5回アングラーズアイドルは鹿児島県鹿屋市出身の石川文菜(25)さんに決定した。

 3日間の入場者数は3万6470人。来年は会期が早まり1月30日から3日間、パシフィコ横浜で開催される。(小金井考和)


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