5人組の“若さ”に完敗 館山湾午後カワハギ

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 「館山つりセンター」のカワハギマスターズ最終戦が、東日本大震災の影響で順延、先月に開催された。今期の第1戦も今月スタートするとの報に接し、腕がムズムズ。同湾のカワハギは、型がいいことで知られ、ハギ党が連日、腕を競い合う。当方も20年ほど前、同センターで手ほどきを受け、ハマった1人。入門編の域を出ていない友を誘い、ゆっくり、のんびりの“午後船”でアタックした。

 正午すぎ船形港の船着き場に到着すると、午前船が入港。顔見知り、マスターズメンバー、鎌ケ谷市のS氏が下船。同氏は東京湾竹岡沖のカワハギでもたびたびご一緒した大ベテラン。「ケンさん。きょうは食いが渋い。やっとの思いでツ抜け。午後も厳しいよ」のひと言に早くもレッドカードが切られた。「2人で合わせても10匹前後か…」

 座はベテラン組に入って左舷胴。左隣に友が続く。右舷はカワハギ大好きの女性を含めた若手5人組。

 定刻に花輪雅一船長の操舵で船のもやいが解かれた。漁場まで航程は15分ほど。「水深20メートルから30メートルを攻める。ここは砂地。ベタ底でいい。やって」。船長のアナウンスで勝負の開始。

 愛用のサオに「頼むぞ」と息を吹きかけ、仕掛けを船前に投入。まずはキキ(誘い)釣りで敵の出方をうかがう。ハギ2回目の友も当方に従って同釣法で“エサ取り名人”に挑む。

 座は日向。残暑の強烈な日差しが顔面を直射。海を渡る涼風は秋の気配を感じさせるが、ベテランの域にさしかかった当方には、かなりこたえる。

 サオ先を30センチほど上げ、「頼む、食ってくれ。エサのアサリは新鮮なムキたて。人間様が食べてもおいしいんだぞ」とお願いしながらの誘い。だが、難敵の返事はない。スタート早々から1時間の“沈黙作戦”を繰り広げる。

 友も初チャレンジした竹岡沖での5匹の実績をたてに攻め続けるが、無情にもラブコールはない。「前回と違ってここは水深がある。水色も澄んでいる。記録更新は難しい」と意気消沈する。

 「おっ、いい型だ。右舷トモで1匹。ミヨシでも来た。女性はダブルだ」。船長のアナウンスに発奮する左舷組。が、なかなか型を見ない。このダンマリを破ったのが、友の左隣の客。「乗った」と軽快なリーリング。手にしたのは20センチ超え。続いてミヨシ寄りの2人にも同型が連続ヒット。...

 問い合わせ、予約は本紙ニュース提供店「館山つりセンター」電話0470(27)3807。(原田憲司)

今週の見出し

木更津沖イイダコ好乗り富津沖

那珂湊ムラサキイカ爆釣

飯岡沖、ハナダイ数釣り

洲崎沖のスルメ上昇

西川名沖、狙えるマダイ