房総通リズム春の観光特集2024

手賀沼での生活を描く 我孫子に住んだ文人たち(10) 中勘助と漱石(下) 中谷順子 【房総の作家】

 中勘助が我孫子の手賀沼ほとりに建つ高島貫治郎家の二階に仮寓するのは1920(大正9)年2月頃。35歳になっていたがまだ独身だった。1923(大正12)年11月頃まで過ごしている。

 高島家は我孫子駅から手賀沼への道を ・・・

【残り 968文字、写真 1 枚】



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