房総通リズム春の観光特集2024

多喜二が直哉に手紙を 我孫子に住んだ文人たち(5)志賀直哉と小林多喜二(上) 中谷順子 【房総の作家】

 小樽に住んでいた小林多喜二(1903~1933)は、志賀直哉が我孫子で執筆した小説「城の崎にて」(1917年5月文芸誌『白樺』5号に発表)を読んで感動し、感想文を送るのは、1922年(大正11)のこと、多喜二・19歳 ・・・

【残り 976文字、写真 1 枚】



  • LINEで送る