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市船橋に最後の切符


■長打攻勢で接戦制す

 チーム打率が3割5分を超す打線が活発な市船橋が、長打力を見せつけた。

 四回2死満塁で「自分なりに一番の打撃ができた」と、代打・榎元将大が右中間へ同点の2点二塁打。4-4の七回には桜内剛監督が「練習でも見たことのない当たり」という4番・石井悠太の左越えソロ本塁打で勝ち越し。九回は、ノーゲームとなった3日の試合で本塁打を放っていた芳賀大輔の中越え2点三塁打で勝利を確実にした。

 公式戦では春の県大会以来となる石井の一発は、芝生席を悠々と越す場外弾。得意な内角の直球をとらえ「まぐれです」と控えめだが、完ぺきな当たりに一塁ベースを回る際には自然と右手を突き上げていた。毎日300~500回バットを振り、仲間から「やってきたことを信じろ」と励まされ自信をつけた。「他のチームの4番に負けないようにしたい」と関東地区大会へ意気込んだ。

 バットを振り切って強い打球を打つことをチームは目指してきた。大会を通じて粘り強い攻撃を見せ、どこからでも得点できる力強さが備わった打力で最後の“関東切符”をつかんだ。

▽第3代表決定戦

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
市船橋 0 0 0 2 2 0 1 0 2 7    
千葉明徳 0 0 2 0 0 2 0 0 0 4    

(市)小川、三谷、小島-藤田

(千)久我、芳野、新保-林、中村

▽本塁打 石井(市)

▽三塁打 笹野、芳賀(以上市)菅谷(千)

▽二塁打 榎元(市)和泉(千)

 【評】市船橋が競り勝った。2点を追う4回に代打榎元の2点二塁打で同点とし、5回に2点勝ち越し。6回に追い付かれたが、7回に石井が左越え本塁打を放ち再び勝ち越し、9回に芳賀の2点三塁打で突き放した。盗塁と四死球を絡めて得点し、好機を逃さなかった。8、9回は3番手小島が締めた。

 千葉明徳は4回2死から守備のミスが出て同点を許した。6回に菅谷の2点三塁打で追い付くなど5安打で接戦に持ち込んだが、12安打を浴びた3投手が踏ん張れなかった。

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