トリュフ香る最先端の一杯 BeeHive(長生郡長生村) | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ
千葉ラーメンの達人たち

■プロフィール
山路 力也(やまじ・りきや)
フードジャーナリスト・ 千葉拉麺通信 主宰。著書に ラーメンマップ千葉3 など多数。千葉市在住。


トリュフ香る最先端の一杯 BeeHive(長生郡長生村)


 九十九里海岸から程近い潮風香る真っ白い洋館。テラス席の前にはヤシの木が置かれ、リゾート気分を満喫できる。この店はビリヤードとダーツが楽しめるプールバーだが、出されるラーメンが県内はおろか、全国でも屈指の完成度を誇る味と言ったら皆さんは信じられるだろうか-。

 店主の斎藤直樹さんは多くのプロサーファーから信頼が厚いサーフボード職人。海に来る仲間たちが集まれるような店を作りたいと昨夏にオープン。料理は素人だったが、もてなしの心で手抜きせずに作ろうと決めた。石釜焼きのピザや自家焙煎(ばいせん)コーヒーなどどれも専門店顔負けの味わいだが、特に力を入れて研究を重ねたのがラーメン。丼から鮮烈に薫るのはなんと白トリュフオイル。青森産の地鶏シャモロックを使った深みのあるスープと見事な一体感を醸し出す。うま味を自然に引き出す塩はハワイなどの5種類の天然塩。自家製の細麺(めん)は繊細なスープをしっかりとキャッチしてうま味を吸い込み、食べ進めるごとに味わい深くなる。

 これほどの塩ラーメンにはそうそうお目にかかれないが、さらに驚かされるのが具材。チャーシューには高級ブランド「三元豚」をぜいたくに使用。さらに人気のチャーシュー麺のチャーシューは小麦粉をまぶしフォアグラの脂で香ばしくソテーする。豚の脂身の甘味とフォアグラのうま味がスープにさらなるコクを与える。全体をキリッと引き締めるのが千住ネギ。丼の中の具材一つ一つに存在の理由があるのだ。オープン間もないのに高い完成度。今後の進化を考えると今から震えが止まらない。

 【交通】JR外房線茂原駅からバスで20分。電話0475(32)6848。

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