東池袋にある老舗店「大勝軒」のマスター、山岸一雄さんが考案したメニューが、温かいつけダレに冷たい麺(めん)をくぐらせて味わう「つけ麺」である。つけ麺はここ数年で急激に人気が上がってきて、今やラーメン店にはなくてはならない存在となった。そして中にはつけ麺専門店をうたうお店も登場するようになった。三咲にある人気店「よつば」は、県内でも数少ないつけ麺の専門店。真っ白な暖簾(のれん)には店名よりも大きく「つけ麺屋」の文字が誇らしげに掲げられている。
店主の島田由羽(ゆう)さんは、まだ27歳の若さでこの人気店を作り上げた注目のラーメン職人。7月には待望の2号店を茨城県に出店するなど、その勢いは止まることがない。他のどこにもない、自分だけのオリジナルの一杯を作りたいという思いを注ぎ込んで完成させたのが「ATUKARAつけ麺」だ。もちもちした食感の特注太麺を、動物系と魚介系がバランス良く配合されたつけダレとともに味わう。ここまでは普通のつけ麺と変わらない。そこに出て来るのが高温に熱せられた石焼鍋。さらにその中には特製の辛味噌(からみそ)が入っている。石鍋につけダレを入れて冷めたつけダレを再び熱々にして、辛味噌を溶かして辛いつけダレに変化させる。温度と味の両方が食べている途中で劇的に変化するのだ。
熱くグツグツと音を立てるつけダレは、これまでのラーメンに挑む島田さんの情熱そのもの。既存の価値観を打ち壊し、誰にも作ることができない新たな一杯を目指す。
【交通】新京成三咲駅より徒歩10分。電話047(440)4280。
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