
初夏の訪れとともに飯岡沖のシロギスが本格化してきた。型は15センチから25センチで、上手な人で70、80匹はいく。同港「幸丸」の向後嗣一店主に釣れっぷりの情報を取材すると、「GW明けから一気に釣れ出してきた。水深20メートルで22センチ前後の良型が小気味いい引き。ケンさん、来なさい。飯岡名物のジャンボギスのやり取りを存分に楽しんで」との誘い掛け。これで“海の女王”との1年ぶりの再会が決まった。
釣行はのんびり楽々の“午後船”を選んだ。出船は午後1時なので、友の車で10時すぎに出発。船宿そばの食堂で昼食。魚(キス)フライ定食を注文。「キスの天ぷらもいいが、フライもいける」と舌鼓を打つ友。そして、受け付けを済ませ港へ。
午前船が帰港。土産をしっかり確保した客たちが「釣果は60匹台。型も20センチ級がそろう。さすが飯岡沖だ。いい釣りができました」と笑みをこぼす。その中に「幸丸」のキス名人といわれる顔見知りがいた。中型のクーラーボックスがキスで満杯。「130匹ぐらいはいる。2本ザオで手返し良く釣れば、午後船でも50、60匹はクリアできるよ。ケンさん、頑張って」と励まされた。
座は右舷トモの好座を確保。友が左隣に陣取る。定刻に船のもやいが解かれ、大坂昇船長の操舵で航程30分の根ぶちを目指す。この日は汗ばむような夏日だが、海面を吹き渡る風は心地良い。「海は穏やか。絶好のキス日和。ノルマは50匹。2人合わせて束超えだ」と張り切る友。
ポイントに到着。「水深は22メートル。やってください」。船長のアナウンスでジャンボギスとのご対面の開始。東京湾のキスは1本ザオの誘い釣りだが、魚影の濃い飯岡沖は2本ザオが数釣りの条件。エサのジャリメを付け、1本は20メートルキャストし、置きザオ。もう1本は船前で手持ち。「さあ、食ってこい」と手持ちザオを30センチほど上げて誘うと、早くもサオ先に「ククン」のシグナル。サオを立て、聞き上げると「ググン」。ハリ掛かりを確認してリーリング。好手ごたえからハリスに躍ったのは、パールピンクに染まる、丸々と太った24センチ。「このサイズならお造りだ」。...
船宿は本紙ニュース提供店「幸丸」(電話0479-57-2258)。(原田憲司)
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